足寄町は北海道・十勝の東北部に位置し、その面積は1,408.04㎢あり町としては日本一の広大な面積を有しています。豊かな大地を有効に活かした農業と林業が足寄町の基幹産業であり、特に酪農においては「放牧酪農のまち」を宣言し全国各地から新規就農者の受け入れをしています。町の特産品は、高さが3ｍにも成長する北海道遺産「螺湾(らわん)ブキ」、豆類やチーズ等の乳製品などまちの特色を活かしたものとなっており、ふるさと納税の返礼品にもしています。観光資源としては、足寄町は豊かな自然が織りなす素晴らしい景観に恵まれており、なかでも阿寒摩周国立公園内にあるオンネトーは、季節はもちろん時間によって美しい色合いに変化をする神秘的な湖です。
そのほか、国の天然記念物に指定されているオンネトーの湯の滝、地下水の鉱物質がドーム状に成長したシオワッカなどは観光名所としてだけでなく、学術的に価値が高いものとなっております。

足寄町では「子育てするなら足寄町」をキャッチフレーズとして掲げ、子育て応援出産祝い金の贈呈、保育利用料(学童保育料を含む)の無償化、小・中学校だけではなく、高校生も含めた給食費の無償化、高校生を対象とした無料の公設民営塾の運営を実施するなど様々な子育て支援を行っています。子育て以外にも高齢者が住み慣れた地域で生活を続けることができるよう「医療と介護・保健・福祉の連携システム」の推進に取り組んでおり、子どもから高齢者まですべての方が「この町に住んでよかった」と思えるまちづくりを進めています。

子育て応援出産祝い金贈呈事業

子どもが出生した世帯に出産祝金を贈呈することにより、子どもの誕生を祝うとともに、子育て世帯の育児に要する経済的支援を行うことで、次代を担う子の健全な育成及び定住人口の増加と活力あるまちづくり推進することを目的とする事業に活用をしました。
第１子及び第２子は１０万円、第３子以降は２０万円の祝金を贈呈しました。

図書購入事業

平成３０年に図書室の大規模改修を行い図書館としてオープンしました。図書館の蔵書は子供の絵本から小説、文庫など幅広くありますが、子どもから大人まで幅広い世代で利用していただけるように図書の購入に活用しております。

介護人材確保対策事業

町内で不足している介護人材の育成確保に向けて、町内の民間介護事業所に就職した方への補助、介護福祉士の資格を取るために費用の補助、町内で介護職員初任者研修事業を実施するなど人材育成のために活用しました。

足寄中学校野球部備品購入事業

昨年度の足寄高校部活動備品購入事業（野球部）に引き続き、足寄中学校野球部で使用するバッティングマシンやネットの購入事業に活用しました。